魅力ある響きと新しいサウンドをお伝えしてきたプランピットの「時ノ空間」ですが、今年3月におこなった「ファンタスティック・トリオ」に続きまして、3人のアーティストでお贈りする第2弾。今回は、「ハーモニカ」と「ソプラノ」そして「アコーディオン」という編成で、初めてヴォーカルが加わった音楽会です。
以前よりヴォーカルの入った演奏で懐かしい抒情歌を聴きたいというリクエストにお応えし、今回は、小学校時代の教科書に多く取り上げられた名曲、フォスターの作品と日本を代表する抒情歌、そしてピアソラなどの曲を選曲。日曜の午後をゆったりと過ごしていただける空間でお楽しみください。
会場で、皆様のお越しをお待ちしております。
♪プログラム♪
・金髪のジェニー/S.Cフォスター
・おおスザンナ/S.Cフォスター
・早春賦/中田章
・夏は来ぬ/小山作之助
・待ちぼうけ/山田耕筰
・リベルタンゴ/A.ピアソラ
※演奏曲は変更となる場合があります。
プロフィール
崎元 讓|さきもとじょう(クロマティックハーモニカ)
1967年リサイタルデヴュー。1970年に渡欧。オランダで開催された第13回世界ハーモニカコンクールソリスト部門第2位入賞。ヨーロッパ、アメリカ、東南アジア各地で演奏。日本国内では各地でリサイタルを開催。岩城宏之指揮N響、小澤征爾指揮新日本フィル他、各地のオーケストラと共演、TV、ラジオにも出演している。崎元のために作曲された曲は、200曲以上に及ぶ。また映画、TV、CMの音楽の演奏の他、後進の指導にもあたっている。2022年10月21日に上野の東京文化会館小ホールで「音楽家生活55周年記念」のコンサートを開催する。現在、(公社)日本芸能実演家団体協議会理事、実演家著作隣接権センターCPRA運営委員長、(一社)演奏家権利処理合同機構MPN副理事長を務めている。
大城みほ|おおしろみほ(ソプラノ)
東京出身。
武蔵野音楽大学声楽科卒業。プロ合唱団所属後フリー。
各地でのホール、音楽サロン等のコンサートに多数出演のほか、テレビ、ラジオ、CD、映画音楽、教科書教材等の製作にも多数参画。ソロ、およびギタリスト大谷環氏とのデュオで11回のリサイタルを東京にて開催ほか、演奏活動はアンサンブルを軸として幅広く展開。2012年より「月の沙漠コンサート」シリーズを企画、演奏、主宰。2019年コリア・デル・リオ(スペイン)でコンサート。2020年田端楽友協会を設立。2021年NHK中学校音楽鑑賞用教材集に歌唱(CD)が採用される。2024年5月“ラ・フォル・ジュルネTOKYO2024”に出演。CD「月の沙漠」、「soar天に遊ぶ」(2022年)他多数。
大田智美|おおたともみ(アコーディオン)
幼少期からアコーディオンを始め、国立音楽大学附属音楽高等学校ピアノ科卒業後、渡独。2009年フォルクヴァンク音楽大学ソリストコース・アコーディオン科を満場一致の首席で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。御喜美江に師事。 また特待生としてウィーン私立音楽大学でも研鑽を積む。 帰国後は、ソロや室内楽、新曲初演、オーケストラとの共演等、国内外での演奏活動と共に、特にクラシックや現代音楽の分野でのアコーディオンの普及にも尽力し、この楽器の魅力と可能性を発信している。近年では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団定期公演、東京・春・音楽祭、サントリーホールサマーフェスティバル、NHKFMベストオブクラシック等に出演。その確かな技術と音楽性を高く評価されている気鋭のアコーディオン奏者である。 NPO法人日本アコーディオン協会副理事長。
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